日本人校男児、母親の目前で襲撃 中国・深セン、住宅街に叫び声

AI要約

中国広東省深センで日本人学校の男児が刺される事件が発生。母親の目の前で襲撃され、地元で物議を醸す事件となった。

現場付近の住民は事件を目撃し、子どもを襲う行為に怒りを表明。警察も事件の重大性を認識し、対応にあたる。

過去の類似事件との比較もあり、事件の背景や動機が注目される中、地元当局者は事件に対処する姿勢を示している。

 【深セン共同】助けを求める母親の叫び声が閑静な住宅街に響き渡った。中国広東省深センで日本人学校の男児が刺された事件。登校途中の男児が一緒にいた母親の目の前で襲撃にあった。現場は学校から約200メートル。警察官など地元当局者が数十人集まり物々しい雰囲気が漂った。

 「事故でも起きたのかと思った」と現場付近の店で働く女性は語る。「日本人だろうが中国人だろうが子どもを襲うのは許せない」と憤った。

 地元当局者によると、男児は電動自転車に親子で乗っていたとの情報がある。警察官は「(6月の江蘇省蘇州の切り付け事件に続いて)またこういう事件が起きてしまった」と語った。