長期化すれば航空機生産にも影響が…アメリカ・航空機大手ボーイングで16年ぶりストライキ 3万人以上の労働者が参加

AI要約

アメリカの航空機大手ボーイングの労働組合は16年ぶりにストライキに入りました。

労働組合の要求にボーイング社が応じられず、従業員の反対により協定案が否決されました。

シアトルでのストライキ参加者は3万3000人で、航空機生産に影響が出る可能性があるとされています。

長期化すれば航空機生産にも影響が…アメリカ・航空機大手ボーイングで16年ぶりストライキ 3万人以上の労働者が参加

アメリカの航空機大手ボーイングの労働組合は13日、16年ぶりとなるストライキに入りました。

ボーイング社と労働組合の執行部は25%の賃上げを柱とする協定案で暫定的に合意していましたが、当初40%の昇給を求めていた組合員が反対に回り、協定案は否決されました。

ストライキは、2008年以来16年ぶりで、アメリカ西海岸のシアトル郊外にある主力機の「737MAX」などを製造する工場の従業員約3万3000人が参加しています。

ストライキが長期化すれば航空機の生産にも影響が出るものとみられています。