737MAX、エルアルから20機受注 中国への納入も進む=ボーイング8月実績

AI要約

ボーイングの2024年8月の引き渡しは、前年同月比5機増の40機で、競合のエアバスと比較してみると、737型機のみを受注したことが注目される。

引き渡しの内訳では、737型機が主力であり、中国の航空5社にも8機引き渡された。そのうち32機は737 MAXでの引き渡しとなった。

受注は主に737 MAXが中心であり、エルアル・イスラエル航空からの受注が目立つ。他の機種での受注はほとんどなかった。

737MAX、エルアルから20機受注 中国への納入も進む=ボーイング8月実績

 ボーイングの2024年8月の引き渡しは、前年同月比5機増の40機だった。受注は23機減の22機で、主力小型機の737 MAXを中心とした737型機のみを受注した。競合のエアバスは8月に47機(前年同月52機)を引き渡し、46機(同117機)を受注した(関連記事)。

 引き渡しの内訳は737が32機(前年同月22機)、767が1機(5機)、777が3機(3機)、787が4機(5機)だった。

 737は32機すべてが737 MAXで、ライアンエア(RYR/FR)やエア・インディア(AIC/AI)などで導入が進んだ。また、厦門(アモイ)航空(CXA/MF)や山東航空(CDG/SC)など、中国の航空5社に8機引き渡した。

 受注は737が22機(前年同月38機)、767がゼロ(ゼロ)、777がゼロ(ゼロ)、787がゼロ(7機)だった。737は22機中20機が737 MAXで、いずれもエルアル・イスラエル航空(ELY/LY)から受注した。