第2四半期豪GDP、前期比+0.2%で予想下回る 家計支出減少

AI要約

オーストラリア統計局が発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.2%増加し、市場予想を下回った。高水準の借り入れコストや根強いインフレが消費者を圧迫している。

前年比の伸びは鈍化し、コロナ禍が深刻だった時期以来の低水準となった。成長の主なけん引役は政府支出となっている。

GDPの半分を占める家計支出は減少し、成長を妨げる要因となった。

第2四半期豪GDP、前期比+0.2%で予想下回る 家計支出減少

[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア統計局が4日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.2%増加し、市場予想の0.3%増を下回った。高水準の借り入れコストや根強いインフレが消費者を圧迫し、政府支出が成長の主なけん引役となった。

前年比の伸びは1.0%と前期の1.2%から鈍化し、コロナ禍が深刻だった時期以来の低水準となった。

GDPの半分を占める家計支出は0.2%減少し、成長の足を引っ張った。