ロシア製造業PMI、8月は52.1 13カ月ぶり低水準

AI要約

ロシアの製造業購買担当者景気指数が13カ月ぶりの低水準の52.1に低下した。

生産、新規受注、雇用の増加ペースが鈍化し、ただし50を上回っている。

新規輸出受注が増加し、信頼感の改善が鈍化している。

ロシア製造業PMI、8月は52.1 13カ月ぶり低水準

[2日 ロイター] - S&Pグローバルが2日発表した8月のロシア製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.1と、前月の53.6から低下し、13カ月ぶりの低水準となった。

生産、新規受注、雇用の増加ペースが鈍化した。好不況の分かれ目となる50は上回った。

新規輸出受注は前月の減少から増加に転じた。主要輸出市場で需要が拡大した。

生産の増加ペースは1年ぶりの低水準。新規受注の増加ペースは2022年10月以来の低水準だった。

雇用の増加ペースは7カ月ぶりの低水準。物流の問題で受注残は小幅に増加した。

信頼感の改善ペースは鈍化。投資計画、新製品、新規顧客の獲得見込みが楽観論を支えた。