ロシア連邦刑務所占拠 人質の職員3人死亡

AI要約

ロシア南部ボルゴグラードでイスラム過激派組織"イスラム国"の受刑者が刑務所を占拠し、3人の職員が死亡。治安部隊が残りの人質を救出し、犯人4人を射殺。

犯行グループは"イスラム国"メンバーを名乗っており、過去に同様の事件が発生していた。

6月にも"イスラム国"に所属する受刑者による別の刑務所占拠事件が発生し、5人を射殺され人質が解放された。

ロシア連邦刑務所占拠 人質の職員3人死亡

 ロシア南部ボルゴグラードで過激派組織「イスラム国」のメンバーとみられる受刑者らが刑務所を占拠した事件で、ロシア連邦刑務所は人質となった職員3人が死亡したと発表しました。

 ロシア連邦刑務所によりますと23日、ボルゴグラードの刑務所で4人の受刑者が刑務所の職員8人と別の受刑者4人を人質にして、刑務所を占拠しました。そのうち3人の職員が刺されたことなどにより死亡しました。治安部隊が突入し、残りの人質を救出したということです。犯人4人は全員射殺したとしています。

 独立系メディアによりますと、犯行グループは「イスラム国」のメンバーを名乗っていたということです。

 ロシアでは6月にも「イスラム国」に所属する受刑者6人が職員を人質にとり、刑務所を占拠する事件が起きています。特殊部隊が突入し、犯人のうち5人を殺害し人質を解放しました。(ANNニュース)