ロシアで刑務所を受刑者らが占拠 「イスラム国」のメンバーか 職員少なくとも1人死亡

AI要約

ロシア南部ボルゴグラードで受刑者らが刑務所を占拠しており、刑務所の職員が少なくとも1人死亡した事件が発生。

犯人らは過激派組織「イスラム国」のメンバーとされ、釈放や武器・車の要求をしていると報じられている。

報道によると、刑務所でのイスラム教徒への嫌がらせが引き金となった可能性もある。

 ロシア南部ボルゴグラードで受刑者らが刑務所を占拠しています。

 刑務所の職員少なくとも1人が死亡しました。犯人らは過激派組織「イスラム国」のメンバーとみられます。

 タス通信などによりますと犯人は刑務所の受刑者少なくとも3人で、当局は刑務所の職員が少なくとも1人死亡したと発表しました。

 犯人は、仲間の釈放とともに武器や逃走用の車などを要求しているとみられます。SNSにはナイフを持った犯人と5人の刑務所の職員が血を流して床に倒れている映像が拡散しています。

 複数のロシアメディアが犯人は「イスラム国」に所属していると伝えています。犯人の一人は「イスラム教徒を抑圧した者を殺害した」などと述べました。

 刑務所ではイスラム教徒の受刑者への嫌がらせが行われていたとみられ、それが引き金になった可能性もあります。(ANNニュース)