ウクライナの長射程兵器使用、ポーランドが制限解除求める

AI要約

ポーランド政府は、ウクライナによるロシア領内への長射程兵器の使用制限解除を支持する考えを示した。

シコルスキ外相は、ブリンケン国務長官とともに先進的な防空システムの提供と制限解除を提唱した。

ウクライナ政府は長距離攻撃を求めており、ブリンケン氏はこれについて協議したが、米国の立場は不明確である。

ウクライナの長射程兵器使用、ポーランドが制限解除求める

Daphne Psaledakis Barbara Erling Simon Lewis

[ワルシャワ 12日 ロイター] - ポーランド政府は12日、ウクライナによるロシア領内への長射程兵器の使用制限を解除すべきだとの考えを示した。

シコルスキ外相は、同国訪問中のブリンケン国務長官との共同記者会見で「我々は(ウクライナに)先進的な防空システムを引き続き提供し、長射程兵器の使用制限を解除すべきだ」と述べた。

ウクライナ政府は、米国や他の西側諸国に対して、長距離攻撃を承認するよう圧力をかけている。

欧州を歴訪していたブリンケン氏は、キーウで11日に戦争の展開をどう見ているか、何が必要かについてウクライナ当局者らと協議したと説明した。ただ、米国がそうした攻撃を容認するかどうかについては明言を避けた。