ロシア刑務所で受刑者が職員殺害し立てこもり ISテロリストの情報

AI要約

ロシア南部ボルゴグラード州の刑務所で受刑者が職員を襲撃し、犯人が職員2人を殺害、人質を取って立てこもっている事件が発生。

襲撃は懲罰委員会中に行われ、刑務所長を含む複数の職員が重傷を負い病院に搬送された。犯人はISのテロリストで、身代金やヘリコプターを要求。

犯人が入手したナイフは賄賂で得た可能性もあり、死傷者が増える可能性がある。

ロシア刑務所で受刑者が職員殺害し立てこもり ISテロリストの情報

 ロシア国営タス通信は23日、ロシア南部ボルゴグラード州の刑務所で複数の受刑者が職員を襲撃し、負傷者が出たと報じた。独立系メディアは、犯人が職員2人を殺害したほか、人質をとって立てこもっていると伝えており、さらに死傷者が増える可能性がある。

 襲撃は、懲罰委員会中に行われ、刑務所長を含む複数の職員らが重傷を負って病院に搬送されたという。犯人は中央アジア出身の過激派組織「イスラム国」(IS)のテロリストで、身代金200万ドルや逃走用のヘリコプターを要求しているとの情報もある。襲撃に使われたナイフは、職員への賄賂で入手した可能性があるという。