イスラエル軍、ヒズボラの武器庫空爆と発表 レバノン東部

AI要約

イスラエル軍がヒズボラの武器庫を空爆し、ヒズボラがイスラエル軍の補給拠点をロケット砲で攻撃。レバノンの住宅地に被害が及び、死傷者が出る。

過去数日にわたり、ヒズボラとイスラエルの攻防が続いており、シリア人を含む被害者が報告されている。

約1年にわたる衝突では、ヒズボラ戦闘員や民間人を含む600人以上が死亡している。

イスラエル軍、ヒズボラの武器庫空爆と発表 レバノン東部

[エルサレム/ベイルート 21日 ロイター] - イスラエル軍は21日、レバノン東部ベカー高原にある親イラン武装組織ヒズボラの武器庫を夜間に空爆したと発表した。

ヒズボラはこの攻撃への報復として、イスラエルが占領するゴラン高原にあるイスラエル軍の補給拠点をロケット砲「カチューシャ」で攻撃したと表明した。

レバノンの治安関係者は、住宅地が攻撃され、少なくとも2人が死亡、19人が負傷したと述べた。

イスラエル軍は17日にも、ヒズボラの武器庫を標的に空爆を行ったと発表。レバノンの国営通信は、この空爆により子ども2人を含む少なくとも10人のシリア人が死亡したと伝えた。

イスラエル軍は19日にも、ベカー高原にあるヒズボラの武器庫を空爆している。

ロイターの集計によると、昨年10月の衝突開始以降、レバノンではヒズボラ戦闘員400人以上と民間人132人を含む600人以上が死亡している。