ガザ停戦交渉中に イスラエル軍が人質6人の遺体発見

AI要約

ガザ地区をめぐる停戦交渉が続く中、イスラエル軍は、ハマスに捕らえられていた人質6人の遺体を発見した。

停戦に向けて仲介国アメリカのブリンケン国務長官とエジプトのシシ大統領が会談し、同時にイスラエル軍はガザ地区での人質救出のための努力を続けることを宣言した。

イスラエル軍が避難所である学校を空爆し、多数の死者が出たことや、停戦案に関するハマスの非難などが続いており、両者の関係は依然として緊張が続いている。

ガザ停戦交渉中に イスラエル軍が人質6人の遺体発見

 ガザ地区をめぐる停戦交渉が続く中、イスラエル軍は、ハマスに捕らえられていた人質6人の遺体を発見したと発表しました。

 停戦に向けて仲介国アメリカのブリンケン国務長官とエジプトのシシ大統領が20日、会談しました。ほぼ同じころ、イスラエル軍はガザ地区南部ハンユニスで19日夜、ハマスの人質となっていた6人の遺体を見つけたと発表しました。ネタニヤフ首相の事務所は、「人質を取り戻すため、あらゆる努力を続ける」と声明を出しました。

 イスラエル軍は20日、避難所になっている学校を空爆し少なくとも12人が死亡しました。新しい停戦案についてハマスは声明で「ネタニヤフ首相が望む新たな条件とガザ地区での虐殺に対するアメリカの黙認である」と非難していて、両者の溝は開いたままです。(ANNニュース)