トランプ陣営のハッキング被害 「イラン関与」をFBIらが初めて公式に指摘
AI要約
アメリカのトランプ陣営がイランによるハッキング被害を受けたことが公式に指摘された。
トランプ前大統領の陣営は「敵対的な外国勢力」によるハッキングにより内部文書が流出したと発表。
FBIや国家情報長官室はイランとの関与を初めて公式に認め、選挙への影響を狙ったサイバー工作を確認している。
アメリカのトランプ陣営がハッキング被害を受けた問題で、FBI（＝連邦捜査局）などは初めて公式にイランの関与を指摘しました。
トランプ前大統領の陣営は10日、「敵対的な外国勢力」によるハッキングで内部文書の一部が流出したと発表しました。
この被害に関してFBIや国家情報長官室などは19日、共同声明でイランの仕業だと述べ、「アメリカの選挙プロセスに影響を与えることが目的だ」と、政府としての見解を初めて公表しました。そのうえで「アメリカ国民への影響工作や、大統領選の陣営を狙ったサイバー工作を確認している」と指摘しています。
また、ロシアも過去に同様の手法で選挙を妨害しようとしたと述べ、「選挙に影響を与えたり介入したりする外国の動きを容認しない」と対応を強化する考えを強調しました。（ANNニュース）
