ハマス、米新停戦案に反発 ガザ交渉、カイロで再開へ

AI要約

パレスチナのハマスは米国の新提案に反発し、停戦交渉が難航していることを明らかにした。

停戦に向けた交渉はエジプトのカイロで再開されるが、先行きは不透明である。

ハマス代表は既にカイロに到着し、イスラエル代表団も交渉に参加している。

 【カイロ、エルサレム共同】パレスチナのイスラム組織ハマスは18日の声明で、自治区ガザの停戦に向けた米国の新提案は、恒久停戦やイスラエル軍のガザ撤退を拒否するイスラエルのネタニヤフ首相の条件に沿ったものだと反発し「ネタニヤフ氏は合意に達する邪魔をしている」と非難した。停戦交渉はエジプトの首都カイロで実務協議が再開する予定だが、先行きが不透明になった。

 地元メディアによると、ハマス代表は既にカイロに到着。イスラエル代表団も18日現地に向かった。米国の新提案を軸に間接協議を続ける。イスラエル首相府は17日、合意へ「慎重かつ楽観的」な立場を示した。