ロシア・ウクライナ「越境攻撃の影響で部分停戦めぐる交渉が頓挫」と米メディア報道

AI要約

ロシアとウクライナの間で部分的な停戦を目指す交渉が越境攻撃の影響で見合わせになったことが報じられた。

交渉はエネルギー施設への攻撃を停止することを目指していたが、ウクライナの越境攻撃により延期となった。

ロシアとウクライナは互いにエネルギー関連施設への攻撃を続けており、一部の交渉はオンライン形式で22日に再開される予定。

戦闘を続けるロシアとウクライナの間で部分的な停戦を目指す交渉が今月行われる見通しだったものの、ウクライナが行った越境攻撃の影響で見合わせになったとアメリカメディアが報じました。

ワシントンポストは17日、ロシアとウクライナの間で電力などのエネルギー施設への攻撃を互いに停止するための交渉が今月、仲介国のカタールで行われる見通しだったものの、ウクライナが行ったロシア西部クルスク州への越境攻撃の影響で見合わせとなったと報じました。

外交筋によると、ロシア側が延期を伝え、「交渉を打ち切るのでは無く時間が必要だ」と説明したということです。

一方、ウクライナの大統領府はワシントンポストの取材に対し、「交渉は中東情勢の影響を受けて延期となったものの、今月22日にオンライン形式で行われる」と説明しています。

ロシアは巡航ミサイルなどでウクライナの電力施設への攻撃を続ける一方、ウクライナもロシアの石油関連施設に対し、ドローン=無人機を使って打撃を与えています。