ウクライナ、越境攻撃でロ軍100人超を捕虜に 交換検討に言及

AI要約

ウクライナ保安局がクルスク州への越境攻撃で100人余りのロシア兵を捕らえたことを明らかにした。

捕虜交換の可能性が示唆され、ウクライナが一度に捕らえたロシア兵の数としては最多となっている。

ウクライナはクルスク州での越境攻撃を続け、1150平方キロの地域を制圧したとしている。

ウクライナ、越境攻撃でロ軍100人超を捕虜に 交換検討に言及

[キーウ 15日 ロイター] - ウクライナ保安局(SBU)のマリウク長官は15日、西部クルスク州への越境攻撃で特殊部隊が14日にロシア軍兵士100人余りを捕らえたと明らかにした。

「精巧な作戦を実施し、ロシア兵102人を捕らえた。これを最大限に活用し、われわれの防衛者を帰還させる方法を既に考えている」とテレグラムに投稿し、捕虜交換の可能性に言及した。

SBU関係者によると、ロシアによる全面侵攻開始以降、ウクライナが一度に捕らえたロシア兵の数としては最多という。

この関係者が提供した写真には、ヘルメットや武器が積み上げられたコンクリート壕の中で、数十人のロシア兵が座ったり横たわったりしている様子が写っていた。

ウクライナは今月6日にクルスク州への越境攻撃を開始。これまでに1150平方キロの地域を制圧したとしている。