ロシア西部州で74集落制圧 ウクライナ軍、激戦続く

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア西部クルスク州への越境攻撃で74集落を制圧したと明らかにした。

ロシア国防省は4集落でウクライナの進軍を阻止し、双方の激しい戦闘が続いている。

ウクライナ外務省は市民保護を主張し、越境攻撃の目的を説明。状況にはウクライナ東部への増援阻止も含まれる。

ロシア西部州で74集落制圧 ウクライナ軍、激戦続く

 【キーウ共同】ロシア西部クルスク州への越境攻撃を続けるウクライナのゼレンスキー大統領は13日、ロシアの計74集落を制圧したと明らかにした。ロシア国防省はクルスク州の4集落で敵の進軍を阻止したと発表。ロシア側は兵力を増強して撃退作戦を展開しており、双方の激しい戦闘が続いている。

 ウクライナ外務省の報道官は、ロシア軍がクルスク州からウクライナを攻撃しているとして、越境攻撃は「市民を守ることが目的で、領土を奪うつもりはない」と主張。クルスク州にロシア軍を引き付け、ウクライナ東部ドンバス地域(ドネツク州とルガンスク州)への増援を阻止する狙いがあると説明した。