ヨルダン川西岸で入植者の襲撃、パレスチナ人1人死亡

AI要約

イスラエルが占拠するヨルダン川西岸カルキリヤ市で武装した入植者による襲撃があり、少なくとも1人が死亡し、重傷者も出た。

米ホワイトハウスは攻撃を容認できず、イスラエル軍が逮捕などの対応を行っている。

イスラエル首相府は事件を深刻に受け止め、犯罪者を逮捕し裁判にかける方針を明らかにした。

[ラマラ 15日 ロイター] - イスラエルが占領するヨルダン川西岸カルキリヤ市近郊のパレスチナ人集落で15日、武装した入植者による襲撃があり、少なくとも1人が死亡した。覆面した者もおり、車に放火するなどした。当局が明らかにした。

パレスチナ保健省によると、重傷者も1人出ている。

ソーシャルメディアの映像では攻撃後に車や家が燃えている様子が確認できる。

米ホワイトハウスは15日、ヨルダン川西岸のパレスチナ人に対する入植者の攻撃は容認できず、終わらせる必要があると述べた。

イスラエル軍は警察と軍隊が介入し、イスラエル人1人を逮捕したと発表した。また、パレスチナ人の死亡に関する報告を調査しているとした。

イスラエル首相府はネタニヤフ首相が事件を「極めて深刻」に受け止めているとし、「いかなる犯罪者も逮捕され、裁判にかけられるだろう」と述べた。