インド卸売物価、7月は前年比+2.04%に鈍化 野菜値下がりで

AI要約

インド政府が発表した7月の卸売物価指数は前年同月比2.04%上昇し、伸びが鈍化した。この要因は主に野菜価格の下落によるものであった。

食品価格は前年比3.55%上昇し、前月比で減速した。特に野菜の価格は前月から急激に下落した。

工業品の価格も1.58%上昇し、燃料・電力価格も上昇傾向にあることが報告された。

インド卸売物価、7月は前年比+2.04%に鈍化 野菜値下がりで

Nikunj Ohri

[ニューデリー 14日 ロイター] - インド政府が14日発表した7月の卸売物価指数は前年同月比2.04%上昇と、6月の3.36%から伸びが鈍化した。野菜価格の下落が主因だった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は2.39%上昇だった。

食品価格は前年比3.55%上昇と、6月の8.68%上昇から減速。野菜の価格は前年比8.93%下落。前月は38.76%上昇だった。

工業品の価格は1.58%上昇。6月は1.43%上昇だった。燃料・電力価格は1.72%上昇。6月は1.03%上昇だった。

今週発表された7月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.54%上昇し、5年ぶりの低い伸びだった。 ただ大半の政策担当者は、穀物や野菜の価格は年内高止まりすると予想している。