北朝鮮、12月から外国人観光客に国境開放 コロナ封鎖を経て

AI要約

北朝鮮が外国人観光客受け入れを再開することが決定された。

長い間国境封鎖で閉鎖的だった北朝鮮が、新型コロナウイルスの影響を経て外国人に国境を開放することになる。

国際線航空便の再開や外国高官の訪問も相次いでおり、再開に向けた準備が着々と進んでいる様子だ。

北朝鮮、12月から外国人観光客に国境開放 コロナ封鎖を経て

[ソウル 14日 ロイター] - 北朝鮮は12月に北東部の三池淵市などへの外国人観光客受け入れを再開する。複数の旅行会社が14日明らかにした。

世界で最も閉鎖的な国の1つとされる同国が、国境封鎖など何年にもわたる新型コロナウイルスのパンデミック対策を経て、外国人に国境を開放する。

北京を拠点に北朝鮮ツアーを企画する高麗旅行社は自社のウェブサイトで、「現地パートナーから、三池淵をはじめ国内の他の地域への観光が2024年12月に正式に再開されるとの確認を受けた」と発表。「北朝鮮観光が再び解禁されることを非常に楽しみにしている」と述べた。

北朝鮮への国際線航空便の運航は昨年再開され、2月にはロシア人観光客がプライベートツアーで北朝鮮を訪問。6月にはロシアのプーチン大統領を始め各国高官らが同国を訪れている。