“停戦で合意すればイランが報復攻撃を見送る可能性” バイデン大統領「私は諦めない」合意に向け取り組み続ける考え

AI要約

バイデン大統領は、停戦合意がイランの攻撃を見送る可能性があると述べた。

停戦交渉が難航している中、バイデン氏は合意に向けて取り組む意向を示した。

イランは直接攻撃に踏み切る可能性もあると報じられており、中東情勢は不透明な状況だ。

“停戦で合意すればイランが報復攻撃を見送る可能性” バイデン大統領「私は諦めない」合意に向け取り組み続ける考え

アメリカのバイデン大統領は13日、イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦で合意すれば、イランがイスラエルに対して報復攻撃を見送る可能性があるとの見方を示しました。

(Q.停戦が可能ならば、イランは攻撃を控えると思うか)

バイデン大統領:

それが私の期待だ。

バイデン氏は、15日に開催を呼びかけている停戦交渉が難航していると指摘し、「私は諦めない」と合意に向けた取り組みを続ける考えを強調しています。

その上で、イスラエルに報復攻撃を宣言しているイランについて、停戦で合意すれば攻撃を見送る可能性があるとの見方を示しました。

一方、ロイター通信は13日、イラン政府高官の話として、停戦交渉が失敗した場合や、イスラエルが交渉を意図的に長引かせていると判断した場合に、直接攻撃に踏み切ると報じています。

また、ニュースサイト「アクシオス」の記者は、13日に中東歴訪に出発予定だったブリンケン国務長官が、「情勢が不透明」として出発を延期したと伝えています。