イラン革命防衛隊、西部で軍事訓練 戦闘態勢強化=国営通信

AI要約

イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)が西部で軍事訓練を行っており、戦闘態勢と警戒態勢を強化している。

イランはイスラエルに報復を宣言し、先月末のハマス指導者暗殺に関連して緊張が高まっている。

イスラエルはイランとヒズボラに対し注意を喚起し、戦線拡大の可能性に備える姿勢を示している。

イラン革命防衛隊、西部で軍事訓練 戦闘態勢強化=国営通信

[ドバイ 11日 ロイター] - イラン国営通信(IRNA)は11日、同国の精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が西部で軍事訓練を行っていると伝えた。13日までの予定という。

IRGC当局者は9日に開始された訓練について、イラクとの国境に近い西部ケルマンシャー州で続いており、「戦闘態勢と警戒態勢の強化」が目的だとIRNAに語った。

イランは先月末に首都テヘランでイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、イスラエルに報復すると宣言している。

イランとハマスはイスラエルがハニヤ氏を殺害したと非難しているが、イスラエルは肯定も否定もしていない。

イスラエルのガラント国防相は声明で、イランとレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラに対し「過去にない方法でわれわれに危害を加える者は過去にない方法で攻撃される可能性が高い」と警告。

イスラエルは戦線がさらに拡大することを望んでいないが、それに備える必要があるとも述べた。