「あなたが勝利することが国のために不可欠」トランプ前大統領とイーロン・マスク氏がXで対談 「サイバー攻撃を受けた」予定より40分遅れで開始

AI要約

トランプ前大統領はイーロン・マスク氏との対談でバイデン政権や外交政策を批判し、再選に向けての意気込みを語った。

トランプ氏は不法移民問題や核兵器の脅威に対する考えを表明し、暗殺未遂事件現場を訪れる意向も示した。

さらに、原子力発電の安全性についての意見の対立や、トランプ氏のXへの再投稿再開についても触れられた。

「あなたが勝利することが国のために不可欠」トランプ前大統領とイーロン・マスク氏がXで対談 「サイバー攻撃を受けた」予定より40分遅れで開始

アメリカの大統領選挙をめぐり、トランプ前大統領は12日、自身への支持を表明している実業家のイーロン・マスク氏とSNS上で対談しました。

対談はXで予定時刻からおよそ40分遅れて始まり、マスク氏はサイバー攻撃を受けたと主張しました。

両氏はハリス副大統領を「極左」などと批判したほか、マスク氏は「あなたが勝利することが国のために不可欠だ」とトランプ氏を持ち上げました。

トランプ前大統領:

バイデンは実際に不可能なことをした。(イスラエルとパレスチナの)双方が憎んでいる。

トランプ氏はバイデン政権の外交政策を厳しく批判したほか、不法移民の急増を指摘して、自身が大統領に復帰すれば「史上最大の強制送還を行う」と改めて表明しています。

また、対談の中でトランプ氏は暗殺未遂事件のあった東部ペンシルベニア州の現場に「10月に戻る」と述べて、再び訪問する考えも明らかにしました。

トランプ氏が核兵器や日本の福島第一原発事故などを例に出し「原子力が最大の脅威」と指摘した一方で、マスク氏が「原子力は実は最も安全な発電方法の1つ」「(福島の状況は)それほど悪くはない」と反論し、福島の野菜を食べた経験を語って安全性を訴える場面もありました。

トランプ氏はこれに先立ち、およそ1年ぶりにXへの投稿も再開しています。

※画像:Margo Martin via X