# 外交政策

英総選挙きょう投開票、「穏健」労働党が大勝見込み…スターマー党首が左派色改め現実路線へ回帰
20時間前

英総選挙きょう投開票、「穏健」労働党が大勝見込み…スターマー党首が左派色改め現実路線へ回帰

 【ロンドン=尾関航也】英総選挙は4日、投開票が行われる。4日夜(日本時間5日朝)に大勢が判明する見通しで、最大野党・労働党の大勝が見込まれている。大きな要因の一つにキア・スターマー党首(61)が進めてきた穏健化戦略の成功がある。 調査会社ユーガブの最新世論調査によると、政党支持

バイデン米大統領、選挙戦継続へ「今後数日がヤマ場」の認識示す
23時間前

バイデン米大統領、選挙戦継続へ「今後数日がヤマ場」の認識示す

ワシントン(CNN) 先週の米大統領選討論会で精彩を欠き、民主党内部から選挙戦撤退を求める声が上がっている中、バイデン大統領は今後数日が立候補の可否を左右すると認識している。バイデン氏と2日に話した盟友によると、バイデン氏は今後どのような展開になれば撤退を受け入れざるを得なくなるかを理解してお

【社説】足元に火がついた韓国外交、トランプの衝撃に備えよ
2024.07.03

【社説】足元に火がついた韓国外交、トランプの衝撃に備えよ

 米大統領選挙の第1回目のテレビ討論会でジョー・バイデン大統領が「惨敗」との評価があふれたことから、米国・日本との関係の強化だけに「全賭け」してきた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の足元に火がついている。まだ11月に行われる米大統領選挙の結果が決まったわけではないが、直立していた勝負の軸が傾きはじ

英労働党の外相候補「日本との関係は重要」 対中露で「現実直視の外交」目指す
2024.07.02

英労働党の外相候補「日本との関係は重要」 対中露で「現実直視の外交」目指す

【ロンドン=黒瀬悦成】英国の最大野党、労働党の「影の外相」を務めるデービッド・ラミー下院議員(51)が1日、ロンドンの外国人特派員協会で記者会見した。日本との関係について「英国にとり非常に重要だ」と述べ、4日の英総選挙を経て労働党政権が誕生した際には、英国の加盟が承認された環太平洋戦略的経済連

米国務長官、討論会不振のバイデン氏擁護 外交実績を強調
2024.07.02

米国務長官、討論会不振のバイデン氏擁護 外交実績を強調

Simon Lewis Daphne Psaledakis[ワシントン 1日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は1日、大統領選に向けた討論会で不振だったバイデン大統領を擁護した。過去3年半のバイデン氏の政策は米国の指導力に対する各国の信頼を高めたと評価した。<

労働党勝利なら「外交リセット」 「新外相」候補が記者会見 英
2024.07.02

労働党勝利なら「外交リセット」 「新外相」候補が記者会見 英

 【ロンドン時事】4日の英総選挙で大勝する勢いの最大野党・労働党で「影の外相」を務めるラミー氏が1日、ロンドン市内で記者会見を行った。 政権交代が実現すれば新外相となることが有力視されるラミー氏は「保守党政権の14年間で英国(の政治や社会)はより分断した」と述べ、外交政策で「根本

【韓半島平和ウォッチ】「中国、朝ロとは距離置く…韓国に有利に導くべき」(2)
2024.07.01

【韓半島平和ウォッチ】「中国、朝ロとは距離置く…韓国に有利に導くべき」(2)

高有煥(コ・ユファン)東国大名誉教授=北朝鮮は韓米が拡大抑止力を強化すると、韓米-朝ロ構図の均衡、「恐怖の均衡」を図ろうとするようだ。韓半島の安定化に必ずしも否定的とはいえない。米中ロが衝突する大きな戦争を抑止できるという点でだ。シン・ボムシク・ソウル大教授=ロシアが中国の「ジュ

中露+「第3の隣国」 バランス外交に苦慮するモンゴル ウクライナ侵略で国際環境激変
2024.06.30

中露+「第3の隣国」 バランス外交に苦慮するモンゴル ウクライナ侵略で国際環境激変

【ウランバートル=三塚聖平】モンゴルが、ロシアのウクライナ侵略で国際情勢が激変する中でバランス外交に腐心している。歴史的に関係が深く今もエネルギー輸入で頼る隣国ロシアへの配慮が欠かせない一方で、民主主義国家として「第3の隣国」と位置付ける日米欧との関係強化を積極化させている。経済的に影響力を拡

自衛隊統合司令部、米軍と一体化 7月1日で発足70年
2024.06.30

自衛隊統合司令部、米軍と一体化 7月1日で発足70年

 陸海空の3自衛隊は7月1日で発足から70年。軍備を増強し、海洋進出を活発化させる中国を念頭に、政府は南西地域の防衛力強化を図っている。台湾有事などへの対処力向上を狙い、3自衛隊の部隊を一元的に運用する統合作戦司令部の創設も決まった。ただ米軍との一体化がさらに加速するとの懸念は根強い。日米同盟

【フィリピン・ペソにも負けたトホホな日本円…】日本経済凋落を象徴、フィリピンのマルコス大統領は何を目指しているのか?
2024.06.30

【フィリピン・ペソにも負けたトホホな日本円…】日本経済凋落を象徴、フィリピンのマルコス大統領は何を目指しているのか?

(2024.3.13~5.1 50日間 総費用23万8000円〈航空券含む〉) 筆者は2年前の夏の雨期に58日間ルソン島、レイテ島、ボラカイ島など北半分を島巡りした。(『定年バックパッカーも実感「安いニッポン」』)。今回は乾季にパラワン諸島やミンダナオ島など南部を中心に島巡り。東京~セブ島往復

朝鮮労働党の中央委員会総会始まる 金正恩氏の軍事・外交政策に注目
2024.06.29

朝鮮労働党の中央委員会総会始まる 金正恩氏の軍事・外交政策に注目

 北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、朝鮮労働党の重要政策を決める中央委員会総会が28日に始まったと報じた。有事の際の軍事的な支援を盛り込んだ条約を結んだロシアとの関係強化や、軍事偵察衛星の打ち上げ計画が進むなか、金正恩(キムジョンウン)総書記が軍事・外交政策についてどのような方針を示すのか注目され

北朝鮮で党の重要会議始まる 対ロシア・韓国など外交安保政策が焦点
2024.06.29

北朝鮮で党の重要会議始まる 対ロシア・韓国など外交安保政策が焦点

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、朝鮮労働党の重要会議である中央委員会拡大総会が前日に招集され、討議が始まったと伝えた。金正恩(キム・ジョンウン)総書記が司会を務め、今年上半期の事業を総括するとともに、党や政府の今後の政策方針を打ち出す。5つの議題が承認されたとし

「国際協調」対「米国第一」鮮明 強い指導者像、演出に腐心 米大統領選討論会
2024.06.28

「国際協調」対「米国第一」鮮明 強い指導者像、演出に腐心 米大統領選討論会

 【ワシントン時事】バイデン大統領とトランプ前大統領は27日に行われた米大統領選のテレビ討論会で、同盟・友好国との関係を巡る立場の違いを明確にした。 国際協調重視のバイデン氏に対し、トランプ氏は「米国第一」の姿勢を押し出し、互いに強い指導者像を演出することに腐心した。

習近平国家主席「必要なのは鉄の幕を下ろすことではない」 経済切り離し進めるアメリカをけん制
2024.06.28

習近平国家主席「必要なのは鉄の幕を下ろすことではない」 経済切り離し進めるアメリカをけん制

中国の習近平国家主席は外交政策に関する演説を行い、「必要なのは対抗の鉄の幕を下ろすことではない」と述べ、中国に対する経済の切り離しを進めるアメリカをけん制しました。習近平国家主席は28日、1954年に中国の外交政策の基本である「平和五原則」を発表してから70年を記念した式典で外交

モンゴル総選挙、与党に勢い 野党内紛で政権維持か
2024.06.28

モンゴル総選挙、与党に勢い 野党内紛で政権維持か

 【ウランバートル共同】モンゴルで28日、任期満了に伴う一院制の国会、国民大会議(任期4年、定数126)の総選挙が実施された。同日中に開票を開始。与党モンゴル人民党に勢いがあり、8年間続く政権を維持するとの見方が多い。最大野党の民主党は内紛が激しく、党勢拡大の足かせとなっている。

中国の習主席、世界経済の「架け橋」構築を呼びかけ
2024.06.28

中国の習主席、世界経済の「架け橋」構築を呼びかけ

[北京 28日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は28日、経済のグローバル化時代における「架け橋」の構築を呼びかけ、「分裂の溝」を作るべきではないと述べた。北京で開かれた中国の外交政策関連の会議で語った。

プーチン大統領は苦渋の判断か ロシアと北朝鮮が新条約…“相互軍事援助”の闇
2024.06.27

プーチン大統領は苦渋の判断か ロシアと北朝鮮が新条約…“相互軍事援助”の闇

19日、ロシアのプーチン大統領が訪朝し、金正恩総書記とともに「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名をした。この条約には、有事の際に「軍事的に相互援助をする」との条文も盛り込まれ、専門家も予測しなかった異例の展開だ。北朝鮮側は、ロシアのプーチン大統領を一人で出迎える金正恩総書記の

【コラム】韓ロ関係、危機管理をする時
2024.06.26

【コラム】韓ロ関係、危機管理をする時

韓国とロシアが互いにレッドライン(禁止線)を越えるなという警告発言を続けている。ロシアのプーチン大統領が火ぶたを切った。プーチン大統領は19日、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と共に「朝ロ包括的戦略パートナーシップ条約」を結んだ。「どちらか一方が武力侵攻を受けて

米国務長官、モルディブ外相に関係強化意向示す 中国念頭に
2024.06.26

米国務長官、モルディブ外相に関係強化意向示す 中国念頭に

[ワシントン 25日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は25日、インド洋の島国モルディブのザミール外相とワシントンで会談し、両国のパートナーシップを深化させ、自由で開かれたインド太平洋地域の確保と気候変動への対応で協力したいとの意向を伝えた。モルディブのムイズ大統領は

「台湾有事」と軽々に言うなかれ 日本は壊滅的打撃を受ける
2024.06.26

「台湾有事」と軽々に言うなかれ 日本は壊滅的打撃を受ける

 元外務審議官の田中均氏は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。 「台湾有事は日本有事と叫び、中国と敵対するような雰囲気を高め、中国を阻害しようとすることは結果的には日本の国益に資するものではない」と語った。 ◇ ◇ ◇ ◇ 日本に駐在する呉江浩・中国大使が