豪消費者信頼感、8月は2.8%上昇 減税などで家計改善

AI要約

オーストラリアの消費者信頼感指数が前月比2.8%上昇したことが発表された。

8月の消費者は豪中銀の金利据え置きや財政措置による下支えを受け、安心感を示した。

過去9年間で最大の家計の状況を示す指数の伸びや、住宅ローン金利上昇の予測減少も報告された。

豪消費者信頼感、8月は2.8%上昇 減税などで家計改善

[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリアのウエストパック銀行とメルボルン研究所が発表した8月消費者信頼感指数は85で、前月比2.8%上昇した。7月は1.1%低下していた。

ウエストパックのシニアエコノミスト、マシュー・ハッサン氏は、「豪中銀が金利を据え置き、減税やその他の財政措置による下支えがより明確になったことで、8月の消費者は小さな安堵のため息をついた」と述べた。

家計の状況を示す指数は11.7%上昇し、過去9年間で最大の伸びとなった。

オーストラリア準備銀行(RBA)は8月の政策決定会合で金利据え置きを決定した。理事会は追加利上げについても議論した。

住宅ローン金利が向こう1年で上昇すると予測した人は14.9%減少した。