イランに対イスラエル報復攻撃の回避要求 米英仏独伊の首脳が共同声明

AI要約

アメリカとイギリスを含む欧米5か国の首脳が、イランに対しイスラエルへの報復攻撃を行わないよう求める共同声明を発表しました。

アメリカのバイデン大統領を始めとする5か国の首脳が軍事的緊張が高まる中東情勢について協議しました。

イランのハマス最高指導者の殺害によりイスラエルへの報復攻撃を予告しているイランに対し、攻撃を行わないよう強く求めています。同時にイスラエルの防衛支援にも合意しています。

緊迫化する中東情勢をめぐり、アメリカとイギリスなど欧米5か国の首脳が、イランにイスラエルへの報復攻撃を行わないことなどを求める共同声明を発表しました。

アメリカのバイデン大統領は12日、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの首脳と電話会談を行い、軍事的緊張が高まっている中東情勢について協議しました。

会談終了後、5か国の首脳は共同声明を発表。イスラム組織ハマスの最高指導者がイラン国内で殺害されたことを受け、イスラエルへの報復攻撃の実施を表明しているイランに対し、中東地域の安全保障に深刻な影響を与えるなどとして、攻撃を行わないよう求めました。

また、イスラエルの防衛に対する支持でも一致しています。

一方、イスラエルとハマスの間の停戦と人質解放をめぐる協議については、「これ以上、無駄にできる時間はない。すべての当事者が責任を果たさねばならない」として、協議の進展を強く求めています。