米国務省、駐日大使に同調 長崎平和祈念式典の欠席

AI要約

米国務省報道官は、エマニュエル駐日大使の長崎平和祈念式典欠席について、イスラエル大使を招待することの重要性を強調し、エマニュエル氏の主張に同調した。

歴代米政権の立場を尊重する一方で、エマニュエル氏の欠席が立場に影響を与えないと強調した。

イスラエルの招待を選ばなかった理由が政治的な決定であると述べた。

 【ワシントン共同】米国務省のミラー報道官は8日の記者会見で、エマニュエル駐日大使の長崎平和祈念式典の欠席について「われわれはイスラエル大使が他国の大使と同様に招待されることが重要だと考えた」と述べた。イスラエルを招待しなかったのは「政治的な決定だ」と主張するエマニュエル氏に同調した。

 ミラー氏は、式典を重視する歴代米政権の立場はこれまで「十分証明されてきた」とも説明した。エマニュエル氏が欠席しても立場は不変だとの見解を強調した。