マスク氏支援「アメリカPAC」、情報収集巡りミシガン当局が調査
イーロン・マスク氏支援のスーパーPACがミシガン州の州法違反疑いで調査を受けていることが明らかになった。
マスク氏支援の「アメリカPAC」が個人情報を収集している疑惑が報じられ、州民は個人情報の使用目的を詳細に知る必要がある。
調査は初期段階であり、PACが有権者登録のために個人情報をどのように使用しているかが注目されている。
[4日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が支援する特別政治活動委員会(スーパーPAC)がミシガン州の州法に抵触した疑いで州当局の調査を受けていると、州務長官室の報道官が4日、明らかにした。
CNBCは先に、マスク氏が支援する「アメリカPAC」がミシガンやその他の州の住民から詳細な個人情報を収集していると報じていた。同PACのサイト上で「有権者登録」のリンクにアクセスした利用者が個人情報を求められて入力したという。
州務省の報道官は電子メールでロイターに、PACがミシガンやその他の州の有権者登録のためだとしている場合を含め、全ての市民は個人情報がどのように使われているかを細かく知る必要があると指摘した。
調査はまだ初期段階にあるとした。