米哨戒機が台湾海峡通過

AI要約

米海軍第7艦隊のP8A哨戒機が台湾海峡上空を通過し、米軍はこれを宣伝。中国軍東部戦区はこの飛行を批判。

台湾海峡では独軍艦が22年ぶりに通過し、中国軍は威嚇と挑発に反発。中国は台湾周辺での軍事活動を継続して西側諸国をけん制していく。

 【北京時事】米海軍第7艦隊は17日、P8A哨戒機が同日に台湾海峡上空を通過したと発表した。

 これに対し中国軍東部戦区は報道官談話で「(米軍は飛行を)大げさに宣伝した」と批判した。

 台湾海峡では今月、ドイツ海軍のフリゲート艦と補給艦が航行した。独軍艦の同海峡通過は22年ぶりで、東部戦区が「一切の威嚇と挑発に断固対抗する」と反発していた。中国は台湾周辺での軍用機や軍艦による活動を続けて、西側諸国をけん制していくとみられる。