『ザ・バイクライダーズ』11月29日公開決定 オースティン・バトラーらの場面写真も

AI要約

ジェフ・ニコルズ監督作『THE BIKERIDERS(原題)』が、『ザ・バイクライダーズ』の邦題で11月29日に公開されることが決定した。

本作は、1965年から1973年にかけて、シカゴのバイクライダーの日常を描写したアメリカの写真家、ダニー・ライアンのドキュメンタリー写真集『The Bikeriders』にインスパイアされ製作された人間ドラマ。『テイク・シェルター』『ラビング 愛という名前のふたり』のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務めた。

1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシーが、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニーだった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニーの側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。

その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう。

『ザ・バイクライダーズ』11月29日公開決定 オースティン・バトラーらの場面写真も

 ジェフ・ニコルズ監督作『THE BIKERIDERS(原題)』が、『ザ・バイクライダーズ』の邦題で11月29日に公開されることが決定した。

 本作は、1965年から1973年にかけて、シカゴのバイクライダーの日常を描写したアメリカの写真家、ダニー・ライアンのドキュメンタリー写真集『The Bikeriders』にインスパイアされ製作された人間ドラマ。『テイク・シェルター』『ラビング 愛という名前のふたり』のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務めた。

 1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシーが、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニーだった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニーの側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。

 その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう。

 ヴァンダルズで異彩を放つ存在・ベニー役を演じたのは、『エルヴィス』『デューン 砂の惑星PART2』のオースティン・バトラー。さらに本作のストーリーテラーで、ベニーのパートナーでもあるキャシー役を『最後の決闘裁判』のジョディ・カマー、ヴァンダルズのカリスマ的リーダーのジョニー役をトム・ハーディがそれぞれ演じる。そのほか、ヴァンダルズのメンバー・ジプコをマイケル・シャノン、ヴァンダルズを取材する写真家ダニーをマイク・フェイスト、放浪のバイカー・ソニーをノーマン・リーダスがそれぞれ演じた。

 あわせて場面写真も公開。運命的な恋に落ちたキャシーとベニーのカットのほか、“ヴァンダルズ”のカリスマ的リーダー・ジョニーの姿や、“ヴァンダルズ”の紋章が刻まれた革ジャンを着用してバイクに腰掛けるベニーのバックショットなど、いずれも60年代アメリカを生きたキャラクターたちの一部が切り取られている。