米ロの間で“囚人交換” ロシアで拘束のアメリカ人記者も釈放

AI要約

26人の身柄交換が行われ、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者も含まれていた。

アメリカとロシアの間での身柄交換は2022年以来のもので、元アメリカ海兵隊員も引き渡された。

ドイツ、ポーランド、スロベニア、ノルウェー、ベラルーシも関与している。

アメリカやロシアなど7か国で収監されていたあわせて26人の身柄交換が行われました。ロシアで拘束されていたウォール・ストリート・ジャーナルの記者も釈放されました。

トルコ大統領府は1日、首都アンカラで、アメリカやロシアなど7か国で収監されていたあわせて26人の身柄交換が行われたと発表しました。

米ロ以外で今回の身柄交換に関係しているのはドイツ、ポーランド、スロベニア、ノルウェー、ベラルーシの5か国で、アメリカには3人が、ロシアには10人が引き渡されたとしています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ロシアで拘束されていたモスクワ支局の記者、エバン・ガーシュコビッチ氏が釈放されたと明らかにしました。

また、引き渡された人の中には、元アメリカ海兵隊員のポール・ウィーラン氏も含まれていると報じられています。

アメリカとロシアの間の拘束者の身柄交換は2022年12月に、アメリカ女子バスケットボールのスター選手、ブリトニー・グライナーさんと、紛争地で武器を密売したとして「死の商人」などと呼ばれていたロシア人のビクトル・ボウト受刑者の身柄交換が行われて以来とみられます。