トランプ氏わずかにリード、ハリス氏の勢いに陰り? NYT世論調査

AI要約

米大統領選の世論調査で、トランプ前大統領の支持率がハリス副大統領を1ポイント上回った。

トランプ氏の支持率は48%、ハリス氏は47%で、差は統計上の誤差の範囲内。

選挙戦撤退後のハリス氏の勢いに陰りが見えてきた可能性がある。

トランプ氏わずかにリード、ハリス氏の勢いに陰り? NYT世論調査

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が8日に発表した米大統領選の世論調査で、共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が民主党候補のハリス副大統領(59)を1ポイント上回った。7月下旬の調査から大きな変化はなく、NYTは「トランプ氏への支持が驚くほど粘り強いことを示した」と分析している。

 NYTとシエナ大学は今月3~6日、全国の有権者に電話で世論調査を行った。トランプ氏の支持率は48%、ハリス氏は47%だった。差は、統計上の誤差の範囲内だという。接戦7州では、両者が互角か、ハリス氏がトランプ氏をわずかにリードする結果となった。NYTの記者は世論調査の結果について「驚きだ」と記し、バイデン大統領(81)の選挙戦撤退後のハリス氏の勢いに陰りが見えてきた可能性がある、と指摘している。