ロシア政府機に動き 米と身柄交換か、首都出発

AI要約

ロシア政府専用機がカリーニングラード州に到着し、身柄交換の可能性が示唆されている。

米国人記者がスパイ罪で禁錮16年の判決を受けた事件に関連し、帰国交渉が進行中。

身柄交換が近いとの見方が強まっており、注目を集めている。

 ロシアのメディアは1日、過去に米ロ間で拘束者の「身柄交換」に使われたロシア政府専用機が、バルト海沿岸にある最西端の飛び地カリーニングラード州に到着したと伝えた。

 1日午前(日本時間同日午後)、首都モスクワを出発したという。

 ロシアが主張する「スパイ罪」で7月に禁錮16年の判決を受けた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の米国人記者エバン・ゲルシコビッチ氏(32)らについて、帰国に向けた交渉が水面下で繰り広げられているとされ、身柄交換が近いとの見方が強まっている。