ハリス氏支持を表明 激戦州で追い風か 米自動車労組

AI要約

全米自動車労組(UAW)は11月の米大統領選でハリス副大統領支持を表明した。

UAWは自動車産業が集積する中西部ミシガン州などでのハリス氏支持を強調。

ハリス氏の労働者支援や貿易協定反対を挙げ、トランプ前大統領に代わりハリス氏を選ぶことを訴えている。

 【ワシントン時事】全米自動車労組(UAW)は31日、11月の米大統領選で民主党の候補指名が見込まれるハリス副大統領を支持すると発表した。

 自動車産業が集積する中西部ミシガン州などの激戦州でハリス氏の追い風となりそうだ。

 UAWは1月にバイデン大統領への支持を表明したが、バイデン氏の選挙戦からの撤退を受け、再検討していた。

 声明では、ハリス氏が2019年の自動車工場労働者によるストライキを支援したほか、「不公正な貿易協定」に反対してきたと説明。フェイン会長は「労働者のため、共和党候補のトランプ前大統領を打ち負かし、ハリス氏を選ぶことがわれわれの仕事だ」と述べた。