山火事で取り残された大型犬と子犬を救出 カリフォルニア州

AI要約

カリフォルニア州北部の山火事で、大型犬ロットワイラーの成犬1匹と子犬4匹が救出された。

避難した住民が愛犬を乗せたまま残してきたが、救助隊員がヘリコプターで現場に到達し、犬たちを保護した。

救出された犬は獣医の診察を受けた後、保護施設に移され飼い主のもとに返される予定。

山火事で取り残された大型犬と子犬を救出 カリフォルニア州

(CNN) 米カリフォルニア州北部で続く山火事の現場から、大型犬ロットワイラーの成犬1匹と子犬4匹が救出された。地元保安官事務所が発表した。

発表によると、山火事で避難した住民から24日、トラックが故障したため、やむなく愛犬を乗せたまま残してきたと連絡があった。だが飼い主が示したトラックの場所には火が迫り、すぐには近付くことができなかったという。

27日に救助隊員がヘリコプターで送り込まれ、約2.4キロの距離を走って現場に到達した。

隊員は5匹を見つけて水とプロテインバーのかけらを与え、ヘリコプターまで誘導した。

ただし残念ながらもう1匹の雌は助からず、子犬2匹は行方不明のままだという。

救出された犬は同州チコに運ばれ、山火事に巻き込まれた馬や豚などの動物を世話する施設に保護された。獣医の診察を受けた後、近くの保護施設へ移り、後日飼い主のもとに返される。

保安官事務所はフェイスブックを通し、「地域住民にとって悲惨な日々が続くなかで、良い知らせを共有できるのはありがたいことだ」と述べた。