【韓国】ソウルのマンション価格、前週比0.3%上昇

AI要約

ソウル市のマンション売買価格指数が上昇し、取引量も増加傾向にある。

江南エリアと江北エリアで価格が上昇し、全国のマンション売買価格も上昇した。

一方、チョンセ価格も上昇し、物件不足が続いている。

 韓国不動産院によると、2024年7月第4週(22日時点)のソウル市のマンション売買価格指数は前週比で0.30%上昇した。上昇幅は5年10カ月ぶりの最高を記録した。

 ソウル市は人気地域を中心に取引量が増加傾向にあり、価格が上昇している。ただ、売却を希望する人の多くは市場の推移を見守っており、売りに出される物件は減少しているという。

 江南エリアは松坡区(0.56%上昇)や瑞草区(0.46%)を中心に0.34%上昇。江北エリアは城東区(0.52%上昇)や麻浦区(0.40%上昇)などの上昇率が高く、全体では0.25%上がった。

 全国のマンション売買価格は0.06%上昇した。仁川市(0.14%上昇)や京畿道(0.08%上昇)などで上がった一方、釜山市や済州道(いずれも0.05%下落)などは下がった

 ■チョンセも上昇続く

 一方、チョンセ(多額の保証金を一括で預け入れる賃貸方式)価格指数を見ると、ソウル市は0.18%上昇。駅周辺や大規模団地を中心に物件が不足していることから上昇が続いている。全国では0.06%上昇となった。