国際課税ルール、導入加速へ議論　G20財務相会議開幕

AI要約

20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議が25日にリオデジャネイロで開幕した。インフレや国際課税ルールの導入など様々な経済リスクが議題として取り上げられる。気候変動対策も重要な議題とされている。

会議は2日間で行われ、ブラジルが共同声明として成果をまとめる予定。日本からは鈴木俊一財務相が出席し、植田和男日銀総裁は欠席している。

　【リオデジャネイロ時事】20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議が25日（日本時間同日夜）、リオデジャネイロで開幕した。

　インフレの長期化といった世界経済のリスクを点検。巨大ITなど多国籍企業を対象とした国際課税ルールの導入加速へ議論する。議長国ブラジルが重視する気候変動対策も議題となりそうだ。

　会議は26日までの2日間で、ブラジルは会議の成果を共同声明として取りまとめたい考えだ。日本からは鈴木俊一財務相が出席。植田和男日銀総裁は欠席した。　

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