【台湾】6月の新規住宅ローン金利、5カ月ぶり下落

AI要約

台湾の中央銀行が政府系5銀行による新規承認住宅ローンの2024年6月の平均金利を発表。

5行を合わせた6月の住宅ローンの新規融資額には減少傾向が見られ、150億1,400万元(12.9%)の減少。

中央銀は台湾の住宅市況を見る指標として、5行の新規住宅ローンの総額と平均金利を毎月発表しており、これら5行は台湾の銀行全体の4割を占める。

 台湾の中央銀行が23日に発表した政府系5銀行による新規承認住宅ローンの2024年6月の平均金利は2.184%で、前月から0.003ポイント下落した。下落は5カ月ぶり。

 5行を合わせた6月の住宅ローンの新規融資額は1,012億2,100万台湾元(約4,810億円)で、前月比で150億1,400万元(12.9%)減った。減少は4カ月ぶり。

 中央銀は台湾銀行と台湾土地銀行、合作金庫商業銀行、第一商業銀行、華南商業銀行の5行が扱う新規住宅ローンの総額と平均金利をまとめ、台湾の住宅市況を見る指標の一つとして毎月発表している。これら5行の新規住宅ローンの総額は、台湾の銀行全体の4割を占めるとされる。