中国、最優遇貸出金利も引き下げ リバースレポ金利下げ発表後

AI要約

中国人民銀行は最優遇貸出金利(LPR)を引き下げ、1年物は3.35%、5年物は3.85%となった。

市場関係者の予想を上回る引き下げで、新規・既存融資に影響が出る見通し。

さらに、リバースレポ金利も引き下げられ、金融緩和の一環となっている。

中国、最優遇貸出金利も引き下げ リバースレポ金利下げ発表後

[上海 22日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は22日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を引き下げた。

1年物LPRは3.35%に、5年物は3.85%に、それぞれ10ベーシスポイント(bp)引き下げた。

ロイターが市場関係者36人を対象に先週実施した調査では、64%に当たる23人が両金利の据え置きを予想していた。

中国の新規・既存融資は主に1年物LPRに基づいており、5年物LPRは住宅ローン金利に影響する。

人民銀はこの日、期間7日のリバースレポ金利を1.8%から1.7%に引き下げることも発表した。