世界最強のパスポートはシンガポール、日本は2位タイ
シンガポールがビザなしで渡航できる国と地域の数で首位に立ち、日本は2位に後退。フランス、ドイツ、イタリア、スペインと同率。
ランキングは世界227カ国・地域を対象に英コンサルタント会社がまとめ、シンガポールが195カ国・地域で最も多い。
最下位のアフガニスタンは26カ国・地域にとどまり、ほぼ20年に及ぶ史上最も少ない。
(CNN) ビザ(査証)なしで渡航できる国と地域の数を比較したパスポートの世界ランキング最新版で、シンガポールが首位に立った。日本は2位に後退してフランス、ドイツ、イタリア、スペインと並んだ。
ランキングは世界227カ国・地域が対象。国際航空運送協会(IATA)のデータをもとに、英コンサルタント会社のヘンリー・アンド・パートナーズが3カ月ごとにまとめている。
ビザなしで渡航できる国と地域の数はシンガポールが195。2位のフランス、ドイツ、イタリア、日本、スペインはそれぞれ192だった。
3位の韓国、スウェーデン、フィンランド、オーストリア、アイルランド、ルクセンブルク、オランダは191カ国・地域にビザなしで渡航できる。
2014年のランキングでは米国と並んで1位だった英国は、ニュージーランド、ノルウェー、ベルギー、デンマーク、スイスと並んで4位(190)に後退した。
オーストラリアとポルトガルは5位(189)。米国は8位(186)に後退した。
シンガポールの195カ国・地域は、同国にとってもこのランキングでも過去最高だった。一方で、最下位だったアフガニスタンは26カ国・地域にとどまり、ほぼ20年に及ぶ同ランキング史上、最も少なかった。