自民党幹部が訪中 中国共産党の対外連絡部長と会談 日本産牛肉の輸入再開など議論

AI要約

自民党の森山総務会長が中国を訪問し、中国共産党との会談で日本産牛肉の輸入再開や短期ビザ免除の復活を求めた。

森山総務会長と劉建超部長は意見の違いを解決する必要があると認識を示し、自民党と中国共産党の与党間交流再開を目指すことを確認した。

中国との関係改善に向けた一歩を踏み出した訪中であった。

中国を訪問している自民党の森山総務会長が中国共産党で対外活動を担当する幹部と会談し、日本産牛肉の輸入再開や短期ビザ免除の復活などを話し合いました。

 森山総務会長は22日に北京で中国共産党・中央対外連絡部の劉建超部長と約1時間会談しました。

 会談の同席者によりますと、森山総務会長は2001年から中国が輸入を禁止している日本産牛肉の早期の輸入再開やコロナ前は認められていた日本人に対する15日以内の短期のビザ免除制度の復活を求めました。

 一方、劉部長は一つひとつ意見の違いを解決していく必要があるという認識を示したということです。

 また、両者は年内にも自民党と中国共産党との6年ぶりの与党間交流の再開を目指すことを改めて確認しました。