バイデン大統領、米大統領選からの撤退を表明 代わりの候補としてハリス副大統領を指名

AI要約

11月の大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明しました。残りの任期は大統領職務に専念することを決定しました。

バイデン氏はハリス副大統領を候補として指名し、トランプ氏に対抗する団結を呼びかけました。

バイデン氏の高齢や討論会での精彩不足などを受け、民主党内で撤退圧力が高まっていた。

バイデン大統領、米大統領選からの撤退を表明 代わりの候補としてハリス副大統領を指名

11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領が、選挙戦からの撤退を表明しました。

11月の大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領がSNSで選挙戦からの撤退を表明しました。

「大統領をつとめられたことは人生最大の名誉です。再選を目指す意向でしたが、残りの任期は大統領としての職務を全うすることにのみ専念することが我が党と国にとって最善の利益であると信じている」と述べた上で、「決断の詳細については今週後半に国民のみなさんにお話しする」としています。

また、バイデン氏に代わる候補としては、ハリス副大統領を指名した上で、「今こそ団結してトランプ氏を倒す時だ」と訴えました。

バイデン氏は先月27日に行われたトランプ前大統領との討論会で言葉に詰まるなど精彩を欠き、高齢への不安が高まっていました。

討論会を受け民主党の議員が公然と選挙戦からの撤退を求めるなど、バイデン氏への撤退圧力が強まっていました。