EU議会 フォンデアライエン委員長の続投を承認

AI要約

EUの議会は、フォンデアライエン委員長の続投を承認しました。

フォンデアライエン委員長はウクライナ支援の継続を訴え、オルバン首相を非難しました。

採決では、一部の会派や政党が反対し、今後の対立が予想されます。

EU=ヨーロッパ連合の議会で、今年秋までの任期となっているEUの執行機関トップのフォンデアライエン委員長の続投が承認されました。

EUの議会は18日、行政執行機関トップのフォンデアライエン委員長の続投をめぐり、採決を行いました。その結果、賛成401票、反対284票となり、過半数の賛成で続投が承認されました。

フォンデアライエン委員長は採決に先立って演説し、ウクライナ支援の継続を訴え、今月、ロシアでプーチン大統領と会談したハンガリーのオルバン首相を非難しました。

一方、採決では、そのオルバン首相らが立ち上げ、フランスの極右政党・国民連合が加わって議会で第3の勢力となった会派や、イタリアのメローニ首相が率いる右派政党の所属議員が反対に回っていて、今後、フォンデアライエン委員長と激しい対立も予想されます。