欧州委員長、現職のフォンデアライエン氏再任　ドイツ出身の元国防相

AI要約

欧州議会は18日、フォンデアライエン氏を欧州委員長に再任することを承認

欧州委員長はEU行政機関のトップで、法律や政策の提案を行う役割を持つ

フォンデアライエン氏は医師資格を持ち、13年には女性初のドイツ国防相に就任

　欧州連合（EU）の欧州議会は18日、6月の選挙後に開いた初の本会議で、EUの行政トップである欧州委員長に、現職のフォンデアライエン氏（65）を再任する人事案を承認した。11月から、5年間の任期を務めることになる。

　欧州委員長はEU加盟国に適用される法律や政策の提案を握る行政機関のトップ。ドイツ出身のフォンデアライエン氏は2005年からメルケル政権下で閣僚を務め、13年には女性初のドイツ国防相に就任した。医師資格を持ち、7人の子どもがいる。この日の採決で、全720票のうち半数を超える401票を得た。（ストラスブール＝牛尾梓）

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