トランプ氏、予定通り党大会開催地入り 「米国の団結」強調へ
トランプ前大統領が銃撃を受け、大統領選への再出馬に向けて党全国大会に臨む
選挙集会での銃撃事件を受けて演説の内容を修正、団結を強調
副大統領候補の発表も控え、注目が集まる
11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は14日、党全国大会(15~18日)が開かれる中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーに入った。
トランプ氏は13日の選挙集会での演説中に銃撃を受け、耳を負傷した。ミルウォーキー入りを2日延期することも検討したが、「銃撃犯に日程変更させられるわけにはいかない」として予定通り現地入りした。
トランプ氏は14日の米メディアのインタビューで「事件を受けて、党大会の指名受諾演説の原稿を書き直している」と説明。民主党との対決姿勢ではなく、米国の団結の重要性を強調する内容に変更する考えを示した。
党全国大会に合わせて、トランプ氏は副大統領候補も発表する。事件を受けて、演説がどのようなものになるか注目されている。【ミルウォーキー秋山信一】