トランプ氏、副大統領候補最大5人から選考-リアリティー番組に例え

AI要約

ドナルド・トランプ氏は11月の大統領選挙で副大統領候補を最大5人検討しており、候補発表は党大会中に行う予定。

トランプ氏は候補者を選考する際に変化があったとし、候補者を称賛している上院議員や州知事を挙げている。

党大会での候補発表が難しい可能性もあるが、トランプ氏は直感と事実を考慮して最終的な選択をすると語っている。

トランプ氏、副大統領候補最大5人から選考-リアリティー番組に例え

(ブルームバーグ): ドナルド・トランプ氏は12日、11月の大統領選挙で自身の伴走者となる副大統領候補について、共和党全国大会の開幕まであと数日となった時点でも最大5人を検討していることを明らかにした。トランプ氏は副大統領候補の選考発表を、かつて自身が出演したリアリティー番組「アプレンティス」になぞらえた。

共和党の大統領候補指名が確実なトランプ氏は、さまざまな候補者を検討するうちに考えが変わったと述べ、最終的に選んだ候補を15日にウィスコンシン州ミルウォーキーで開幕する党大会中に発表したいと語った。しかし、党がトランプ氏とその伴走者を正式に指名する必要がある大会のシステム上、それは難しいかもしれないとも認めた。

トランプ氏は12日のラジオインタビューで「アプレンティスの高度に洗練されたバージョンのようなものだ」と語った。

最終選考に残っている人数についてトランプ氏は「4人か5人だと思うが、私は彼らのことをよく知っている」とコメント。「それほどうまくはいかないだろう」と思う候補者の何人かは候補から外れたと語った。また、「最終的には直感だが、直感が働く前にすべての事実を知っておきたい」と付け加えた。

トランプ氏が12日に言及したのは、スコット上院議員(サウスカロライナ州)、バンス上院議員(オハイオ州)、ルビオ上院議員(オハイオ州)とノースダコタ州のバーガム知事で、それぞれを称賛した。候補発表のタイミングについてトランプ氏はインタビューで「党大会の最中か、その少し前にしたい」と話した。

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原題:Trump Invokes ‘The Apprentice’ as Rollout of Running Mate Looms(抜粋)

--取材協力:Jennifer Jacobs.

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