ロシア軍司令官「18歳の徴集兵、哺乳瓶くわえる子どもではない」

AI要約

ロシアの若い徴集兵に関する西側メディアの報道に対し、ロシア軍司令官が反論した。

ロシアの特殊部隊には18~20歳の徴集兵も含まれており、彼らは男らしく戦っていると主張された。

ロシアでは春と秋に兵力を徴集し、徴集兵は1年間の期間を服務する。今回のウクライナ特別軍事作戦に参加することはないという声明が出されている。

ロシア軍司令官「18歳の徴集兵、哺乳瓶くわえる子どもではない」

ロシアの戦場に10代後半から20代初めの若い徴集兵が投入されるという西側メディアの報道に対しロシア軍司令官は事実と異なると反論した。

ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」が19日に伝えたところによると、ロシアのクルスクでの戦闘に参戦中のある司令官がテレグラムを通じ「18歳の男性徴集兵を哺乳瓶をくわえさせて寝かしつけなければならない子ども扱いしてはならない」と明らかにした。

彼は自身が所属する特殊部隊にも18~20歳が含まれているとし、「彼らは男らしく戦う」と主張した。

また「ロシアのプーチン大統領は平和な時期に徴集兵がどこででも服務してはならないと決めたがいまは戦争中。徴集兵もれっきとした軍人で、戦場で服務できる」と主張した。

ロシアは毎年春と秋の2回にかけて兵力を正規徴集する。徴集兵の服務期間は1年だ。3月には春の徴集を控えてロシアがウクライナ特別軍事作戦に向け追加動員に出るという見通しが出たが、ロシア軍は「服務のため招集された市民は特別軍事作戦に参加しないだろう」と一蹴した。

だが最近ウクライナ軍がクルスクを攻撃しロシア軍がこれを撃退するための作戦を行いながら徴集兵が戦闘に出て行っているという外信報道が続いている。