トランプ氏、15日に演説へ 事件から一夜明け「団結が重要」

AI要約

トランプ氏はペンシルベニア州での銃撃事件について国民の団結を呼びかけ、共和党全国大会への参加意向を表明。

事件後のトランプ氏の声明では、恐れず強じんな信仰を保ち、犠牲者や負傷者に対する思いや回復を祈った。

トランプ氏は銃撃で耳を負傷し、党全国大会では副大統領候補を発表し、大統領選への正式指名を見据える。

トランプ氏、15日に演説へ 事件から一夜明け「団結が重要」

 米東部ペンシルベニア州で13日に起きたトランプ前大統領の銃撃事件で、トランプ氏は事件から一夜明けた14日朝、自身のソーシャルメディアで「我々が団結し、米国民としての本性を示し、強く決然として、悪に勝利を許さないことが、今ほど重要な時はない」と強調した。15日から中西部ウィスコンシン州で始まる共和党全国大会に参加する意向を改めて示し「偉大な国民に向けて話すことを楽しみにしている」と述べた。

 トランプ氏は、事件後に寄せられた見舞いや祈りに感謝を表し「我々は恐れない。強じんな信仰を保ち、邪悪なものには反抗し続ける」と強調。犠牲者の遺族に哀悼の意を示し、負傷者の回復を祈った。

 トランプ氏は銃撃で耳を負傷した。現場近くの病院に搬送されて治療を受けた後、13日に東部ニュージャージー州の別荘に移った。15~18日の党全国大会では、副大統領候補を発表し、11月の大統領選に向けて正式に党候補として指名される見通しだ。【ワシントン秋山信一】