【マレーシア】ツクリエ、東南ア進出支援で新興8社採択

AI要約

ツクリエが東南アジア4カ国への進出を目指すスタートアップを支援するプログラムで8社を選出した。

2社がマレーシア進出を目指しており、それぞれ異なる分野で事業展開を行っている。

支援プログラムに採択された企業は、グローバル事業開発やAI技術を活用して東南アジア市場に参入する準備を進めている。

 起業支援サービスなどを展開するツクリエ(東京都千代田区)は12日、日本から東南アジア4カ国への進出を目指すスタートアップ(新興企業)を支援するプログラムで、採択企業8社を選出したと発表した。このうち2社がマレーシア進出を目指す。

 ツクリエは、グローバル事業開発などを手がけるティーエスアイ(京都市)とともに、東京都が実施する「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」の採択プログラム「Japan Connect Initiative(JCI)」を運営。日本からマレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポールの東南アジア4カ国への進出を目指すスタートアップ8社を選出した。

 マレーシアへの進出を目指すスタートアップの1社は、人工知能(AI)を使い製油所やガス工場、発電所、製鉄所など敷地が広く設備が複雑に配置されたプラント向けに点検者が見つけられない異常や経年劣化を見つけるセンサーの開発・製造を手がける知能技術(大阪市)。

 もう1社は、直観的な手順書・マニュアルの作成に課題を抱える現場作業系事業者向けの動画・拡張現実(AR)手順書システム「Dive」を提供するエピソテック(東京都杉並区)となっている。