中国メディアもトランプ氏銃撃速報 SNSで台湾の陳水扁氏銃撃事件となぞらえる投稿も

AI要約

中国メディアはトランプ前大統領が選挙集会で発砲を受けて負傷した事件を速報し、関心が高まっていることがわかった。

中国の交流サイトでも銃撃事件に関する話題が上位にランクインし、米国の銃撃事件の頻発についての意見が広がっている。

投稿では、台湾の総統選での銃撃事件との類似性が指摘され、トランプ氏の再選に影響を与える可能性が議論されている。

中国メディアもトランプ氏銃撃速報 SNSで台湾の陳水扁氏銃撃事件となぞらえる投稿も

【北京=三塚聖平】中国メディアは14日、米国のトランプ前大統領が大統領選に向けた選挙集会で発砲を受けて負傷した事件について速報した。中国の交流サイト(SNS)でも銃撃事件に関する話題が検索上位に並び、事件に対する関心の高さをうかがわせた。

中国国営中央テレビ(電子版)は「トランプ氏の集会で銃撃事件発生」などと伝えた。負傷の程度や集会参加者に死傷者が出たことなどを詳細に速報した。

中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では、トランプ氏銃撃事件に関して「自由な米国では銃撃事件が毎日起きている」といった投稿が目立った。

また、台湾で2004年に行われた総統選で陳水扁総統(当時)が投票日前日の遊説中に銃撃されて負傷した事件になぞらえた投稿も相次いだ。陳氏は銃撃により票が動いて僅差で再選できたとされ、微博では「これでトランプ当選の確率が上がる」や「米国版陳水扁事件になるだろう」といった投稿がみられた。