建物屋上に容疑者? 会場の百数十m先 トランプ氏銃撃で米報道

AI要約

米東部ペンシルベニア州でトランプ前大統領が銃撃された事件について報道された。

疑われる容疑者が建物の屋上で倒れている映像が放送され、警察車両が取り囲んだ建物と一致した。

大統領警護隊が容疑者を殺害し、高い殺傷能力の半自動小銃が回収された。

建物屋上に容疑者? 会場の百数十m先 トランプ氏銃撃で米報道

 米東部ペンシルベニア州バトラーで13日に起きたドナルド・トランプ前大統領(78)の銃撃事件で、CNNテレビは、現場となった会場の外にある建物の屋上で容疑者とみられる人物が倒れている映像を放送した。目撃者が撮影し、ソーシャルメディアに投稿されていた。

 CNNによると、この建物は、事件後に十数台の警察車両が取り囲んだ建物と一致するという。トランプ氏の演説場所との直線距離は120~130メートル程とみられる。トランプ氏は耳を負傷したが無事だった。

 大統領警護隊(シークレットサービス)は13日夜、トランプ氏を狙撃した容疑者を殺害したと発表。米ニューヨーク・タイムズによると、当局は現場から殺傷能力が高い「AR15」タイプの半自動小銃を回収した。【ニューヨーク八田浩輔】